1/2ページ目 俺はマカの手を引いてならべくゆっくりとマカのペースに合わせて歩く。 「ねぇそーるー」 「何?」 辺りは白く化粧をしている。ここはデスシティーの中心街、ショッピングモールなど若者向けの店などが立ち並ぶ。 「そこのお店 ちょっと寄っていいかな」 「…そうだな」 繋いだ手をぎゅっと握り直した。 ―――――――― 「いっぱい買っちゃったね」 えへへ、と無邪気に笑う愛しいパートナー。 胸にぐっと想いが込み上げつい抱き締めてしまう。 冬になると、人肌が恋しくなるものだし 「こんなところで恥ずかしい、皆見てるよ!」 「別にいいだろ、初めてする訳じゃないんだし」 「…そーだけどさぁ…///」 本当に可愛い。 いつまでたっても慣れないマカ、見てて飽きない 更に抱き締める腕に力を入れるとちりん、と何かが落ちたような音がした。 「あっ」 「ほらぁ…ソウルのせいで車の鍵落としちゃったじゃん」 マカが鍵を拾おうと身を屈めようとしたため制止する。 「いいよ、俺が取るから」 「うん、ありがと」 そんな身体に無理させられねぇからな。 「なぁマカ なんて名前にしたい?」 「そうだねー…そろそろ決めなきゃね」 マカはふふ、と大人びた笑顔を見せた。これからのことをぽつりぽつりと話しながら帰路に着いた。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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