その日はマカたちのアパートに呼ばれ晩御飯をご馳走になることになっていた いつものとげとげした雰囲気とは異なった歓迎ムードに気を良くした俺は気付けばぐでんぐでんに酔ってしまっていた。 マカに抱き着き無理矢理キスを迫ったところまでは覚えているんだが…… 朝、目覚めると 俺の目前に天使がいた。 いや、正確にはマカだが何かがおかしい… 何故俺はマカと一緒に寝たんだろう…マカの部屋で、同じベッドで。 ……一緒に寝た!? マカと!!!? しかもがっちり腕の中に閉じ込めた状態で。 昨晩何があったんだ 思考がフリーズしていると隣からくぐもった声が聞こえた。 「んん…」 どうやら天使さんのお目覚めの様だ 「おおお、お、おはおはよう、マカ」 「…」 「よよよよく、よく、眠れたかい?」 はだけた襟元から覗く白い鎖骨が艶やかに俺の目を奪う。 「……」 マカが俺の首に腕を回してきた。 「これは一体…」 夢ですか? まだ覚醒しきれておらず潤んだエメラルドグリーンの瞳でゆっくりと俺を捉える。 「…ぱぱ…?」 曖昧な、 そんな目で見上げられたら いくら父親だとしても、男なんです。 ドキリと心臓が跳ねる。 (いけない…!自分の娘だぞ…) 頭の整理がつかずにおどおどしていると突然マカが跳ね起きた。 「…パパ!?は!?はぁ!?」 「やぁ…」 あ これは嫌な予感 ヤバい空気 「サイテー!何してんのよ!」 (ほらねやっぱり!) 「いやマカ、パパもねよく分からなくて…」 「私もう、そういう歳じゃないし本当こーゆうことやめてよね!」 マカは顔を耳たぶまで真っ赤に染めて叫んだ。 その勢いでクッションやら目覚まし時計など手当たり次第に部屋の物を投げつけられ、俺は部屋から追い出された。 どうしよう、これは今までの中で一番嫌われてしまったかもしれない。 騒ぎを聞き付けてやってきたソウルに、マカに誤解を解いてもらえるよう頼んでから俺は肩を落としながら家を出たのであった。 それから数日後 「おいマカ、分かってんだろうな」 「…本当にやらなきゃ駄目?」 「当たり前だろ。お前がじゃんけんで負けたんだから」 「そうだけどさぁ…」 「まぁしっかりやれよ!」 マカから大切な話があると言われ俺は死武専の校舎裏にいる。ソウルの野郎ちゃんと誤解を解いてくれただろうか。 子供扱いして一緒に寝たのではないと、起きたらこうなっていたのだと どう謝ろうかと考えていると背中をポンと叩かれた。 「マカ…」 マカは俺の前に立つと、大きく深呼吸をした。 「あのね、パパに話しておきたいことがあるの」 「どうした?そんなに改まって…」 マカはもじもじしながらも上目遣いでこう言った。 「できちゃったの、パパとの赤ちゃん…」 「…そうなの?」 「う、ん…」 え まさかあの晩に? そうなのぉぉおお!? マカside 家に帰るとソウルに笑われた。 「アイツ絶対信じきってたぜ!」 こいつは隠れて見てたな。 そうなんです、今日は エイプリルフール - - - - 色々事実があり説明省いてしまったのでここで。 マカパパが家に来る、偶然一緒に寝てしまう→ソウルに誤解を解いてもらうのを頼む→ソウルは、風呂当番を変わってくれたら経緯を話すとマカに言う→ここは公平に決めるべきだと言われじゃんけんをする→マカ負ける→勝ったソウルが調子にのる→エイプリルフールにあのセリフを言わされる みたいな感じです 分かりにくくて本当にごめんなさい! 密かにパパマカ支援してます/// [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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