1/1ページ目 「な・ん・で・そうなるだ!」 「うっせー! いいから欄丸に渡せ!」 昼食時間 二人はラス1のあげあんぱんをめぐって争っていた。 「おらが最初に取ったんだからおらのだべ!」 「欄丸はそれが好きなんだよ だからそれは欄丸のーっ!」 慌てて担任の濃姫先生が仲裁に入る。 「ねぇいつきさん、欄丸君? そんなにこれが食べたいのなら二人で半分こすればいいんじゃない? あと1つしかないんだし…」 「おぉ!その手があったべ!」といつき。しかし欄丸は顔を真っ赤にしその提案を拒否。 「なーんで欄丸がそんなことコイツとしなきゃいけないんだよ!」 「コイツってなんだべ!」 濃姫先生は頭を抱える。 「はぁ…ならジャンケンで勝負してみたら?」 「…!」 そこから話がそれることに。 「欄丸が勝ったらお前、 1週間ゆーこと聞けよ」 「挑むところだ!ただし…」 「ただし?」 「1週間… おらが勝ったらおめぇのもんはぜーんぶおらのもんだ!!!」 「なんだとー!じゃあお前は欄丸のものになれよ!」 「いいべ。でも勝つのはおらだ!」 じゃーんけーん… ぽん… その後二人は不毛の争いを続け、濃姫先生にブチギレられて結局あげあんぱんを半分こすることになった。 ジャンケンで勝ったのは… end. <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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