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換骨奪胎7
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今日は私の憂鬱な気分とは真逆でとてもいいお天気だ




阿修羅は隣からじっと私を睨んでいる






私はひたすらひきこもっていた








「せっかく(デスシティに)連れて来てやったのに」という阿修羅のぼやきは完全にスルーの方向で。

痺れを切らした阿修羅が大袈裟なため息をついた

「はぁ…」

「何」

「…いいのか」

「なにが?今頭冷やしてるからちょっと黙ってて」




急に視界が反転した。首を絞められそのまま床に叩きつけられて背中に衝撃が走る

「随分と生意気な口を叩けるようになったものだな」

赤い瞳が薄暗い室内の中で異様に映えていた

最近扱いが優しくなったなーと思っていたがやっぱり阿修羅は阿修羅だ


ついソウルに話す口調でぶっきらぼうに返事してしまった私も悪いのだけれど

「ごめん」

「なぜ謝る」

「阿修羅は私のこと気に
かけてくれたのに」

「そんな、つもりは…」



阿修羅自身よく分かっていないみたいだ

彼は何かを振り払うように話を変えた

「これからどうするんだ」

「そうだね…とりあえずお腹すいたから何か食べたいかな」

「……」








「阿修羅お腹減ってないの?何か食べたいものある?」

「俺は別に要らな…」

「いいから」

「…………………………………トマト」

「了解、適当に買い物してくる」





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