*千鶴出てきません 下ネタぉkな方はスクール 「総司!お前アイツと付き合ってんだってな!」 道場に怒鳴り込んで来たのは平助だ。終礼が終わってから真っ直ぐこちらに来たことが分かるくらいぷりぷりと怒っている。 今日は寄り道せずに部活に来たからいつもより早く、土方さんに小言を言われながら素振りをしている。 こんな真面目な僕を誰も褒めてくれないし、一君になんて「それが当たり前だ。あんたは幽霊部員でも目指すつもりか」なーんて真顔で言われちゃうし 「どうしたの」 つまらないオーラ全開で平助に顔を向けることなく問いかける。 すると後ろからぎゃんぎゃん吠えられた。 「とぼけんなよ!千鶴と付き合ってるんだろ!?」 しーん それまで煩いくらいに鳴り響いていた稽古の音はぴたりと止む。その一言で道場内の空気が一変した。 部員の一君とその他そして土方さん、左之さん、邪魔しに来ただけの永倉先生…つまり道場に来ていた全ての人間が手を止め僕を睨み付けている。 「なんでそのこと知ってるわけ?」 「う、噂で聞いたんだよ!それより総司、部活終わったらたっぷり尋問してやるからな。覚悟しろよ…!」 語尾には少なからず悔しさが滲み出ている。後ででなくても今ここで聞いてくれてもいいのに。 そう、何故なら僕には放課後大切な用事があるからね、さらに突き放してみよう 「あーあ、今日はとっとと部活切り上げて千鶴ちゃんとラブラブおうちデートしようと思ってたのにな」 すると平助はカッと目を見開き、お家デートの意味を理解して恥ずかしさと怒りを覚え顔を真っ赤にする。そして千鶴ちゃんと自分が関係を持てる可能性がゼロに近いことに絶望し土方さんを潤む瞳で睨んだ。 「そんなん…っ…俺が許さねぇ! なぁ土方先生、総司に「残念だが俺の方がテメェなんざより遥かに上手いぜ」って言ってやってくれよ!!」 「なんでそこを俺に振るんだよ!しかもなんだその台詞は、俺が普段から女に手ぇ出してるみたいじゃねえかよ!誤解されるような言い方してんじゃねぇ」 明らかに動揺している土方さん。これは面白い 「あれ?図星ですか?」 僕がニヤニヤしながら竹刀で片腹をつつくと土方さんが鬼の様な形相で僕が持っていた竹刀を叩き落とした。 「うるせぇ。んなはずねーだろが」 そこに一君が真っ青な顔で今まで信じきっていた(というか信仰していた)ものを裏切られたような表情をしながらおずおずと口を開いた。 「お、俺は理性の頑丈なお方だと土方先生を信じています故…」 「言った側からァァァ」 「ほら土方先生!」 平助が急かす。どうにかして、いかにもテクニシャンぽさそうな土方さんに僕を言い負かして欲しいのだろうか。もはやその熱のこもった表情に先程の恥ずかしさなど微塵の欠片もない。 「俺はテクニシャンでもなんでもな……………いや、」 僕の心の声がダダ漏れだったのか。 平助をギリギリでスルーすると土方さんは眉間の皺をいつもの4倍くらいに深くして竹刀で床をバッシンバッシンと叩いた。 「テメェらつべこべ言わずに部活しろ!!!」 「やる気出ないんですもん。あ、でもヤる気なら満ち溢れてますけど(笑)」 「(笑)付けんなムカツクから」 土方さんの眉間はピクりと反応し平助は拳を握りながら僕に言い返す。すると間に一君が割り込んできた。 「平助の話は本当なのですか?」 「や、そーゆう顔してるじゃんって話。女の扱い慣れてそうだし」 「まぁ…」 土方さんがドヤ顔をしだした。 平助が「千鶴のことも好いてそうだし」と小声で付け足したのは聞こえてなかったみたいだけど。 「いやいやいや」 なので僕は鼻で笑ってあげた 「土方さんじゃ無理ですよ」 やめてよ、僕の千鶴ちゃんで勝手に妄想するの。 「なんだと…?」 たとえ君達の脳内でも千鶴ちゃんを汚すなんて許さないよ 「だって千鶴ちゃんは僕じゃないとイけないんですから」 とびきりの笑顔付き爆弾を投下してやった 「…………」 「なんかごめん………」 「やめてくれェェェェ」 「千鶴ちゃんを喜ばせられるのは僕しかいないんです」 「黙れ!」←全員一致 愛され千鶴ちゃん大好きです . [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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