1/2ページ目 事務所の助手の留守を 狙った犯行。 俺は立派な犯罪者だな 我ながらつまらないジョークを頭の中で繰り返しながら目的地へ向かう。 途中コンビニへ寄り適当に酒のつまみになりそうなものを手に取る。 会計を済ませて店を出ると足が自然と早足になっていた。 事務所の扉をノックする。 「弥子ちゃんいる?」 「笹塚さん! 今日はどうしたんですか!?」 「んー…ちょっと近くに寄ったからついでに顔出しに…ね」 「そんな気を使わなくてもいいのに…っ!それは…!!!」 「お土産」 「わぁっ!それは関東のコンビニ限定DX明太子たこわさ!!!」 袋を手渡すと弥子ちゃんはペコペコと頭を下げる。 「助手はまだ帰ってこないの?」 「毎回すみません本当ありがとうございま………あぁ、まだですよ 最近多いんですよね 何も言わずに外出するんですよまったく…!」 何故俺が助手の留守を知っていたかというと彼が俺の元へとある事件の内容を確めに電話してきたからだ。 今から調べてみます、と楽しそうに言われたものだからちょっと忠告してやろうと思ったら一方的に通話を切られたのだった。 「…危ない事件にはあまり首突っ込むなよ それじゃあ」 「はい!また来て下さいねー^^」 その一時間後、彼女からの電話を受け本日二回目の事務所へ足を運ぶと 俺はここへ来たことを 後悔してしまった . <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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