東海道新幹線保線作業員死傷事故



 東海道新幹線保線作業員死傷事故は、1964年11月23日午前7時32分頃、静岡県磐田市の東海道新幹線の線路内で砂利固めをしていた保線作業員10名が、列車見張員の不注意から、時速200kmでやって来た静岡発新大阪行きのこだま207号にはねられ、5名が即死、1名が重傷、4名が軽傷を負った事故である。


 この事故は新幹線開業後初の自殺でない死傷事故となった。作業は午前6時までの予定だったが終わらずに延長しており、新幹線を見張る担当の監視員もつけないという杜撰な態勢が惨事を招き、さらに作業員達は砂利を固める機械の音のため近づいてくる新幹線に気付かなかったという不幸も重なった。

 こだま207号は事故現場から1km以上も走って停車したため犠牲者の遺体は事故現場から延々と1km以上にわたり線路に散乱していたという。

 新幹線開業から2ヶ月足らずで複数の死傷者を出してしまった国鉄は、この事故により安全対策の見直しを迫られることとなった。


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