野口英昭(のぐちひであき 1967年3月17日生) [エイチ・エス証券副社長/エイチ・エスインベストメント代表取締役] 東京都生まれ。明治大学政治経済学部卒業。ライブドア幹部を経て、2002年エイチ・エス証券に入社。当時、ライブドア代表取締役社長CEOであった堀江貴文の側近とも呼ばれていた。 ライブドアの証券取引法違反事件発覚後の2006年1月18日、那覇市内のカプセルホテルで死亡。野口は、一連のライブドア事件のキーマンとして注目されていた人物で、東京地検特捜部による強制捜査の2日後の出来事だった。 死亡時の状況は、野口の宿泊場所の非常ブザーが鳴り従業員が入ったところ、腹や首、手首など数ヵ所から血を流して倒れており、刃渡り10センチの包丁が残されていたという。死因は失血死。 翌19日、沖縄県警が自殺とみて捜査の打ち切りをマスコミに発表した。しかし野口の行動や状況に不可解な点が多い。 ・カプセルホテルに「山崎四朗」という偽名でチェックイン、住所欄に堀江貴文の出身地である「福岡市八女」と嘘の記載をしていた。 ・そもそも、なぜ沖縄の1泊3800円のカプセルホテルで自殺をしたのか? ・自殺しようとする人間が、自殺を難しくする睡眠睡眠薬や氷を購入していた(睡眠薬を飲むと眠気で思うように自殺ができない)。 ・「もうすぐ帰る」と自宅に電話をしている。 ・傷は頚部の2箇所に各5cm、左手首に5cm、腹部に7cmあり、腹部からは腸が飛び出していた。傷口がパックリと空いている状態で、ためらい傷というより、深さ1.2cmの本格的な傷だった。これだけの傷を自分でつけることができたのか? ・非常ブザーのボタンには血の跡ひとつついていなかった。 このように他殺の線も否定出来ない状況下で沖縄県警は、検死のみで司法解剖することなく、自殺と処理したが多くの者が疑問を抱いている。 堀江貴文は野口の自殺を知ったとき、「マジかよ」といったきり絶句してしまったといわれていて、それまで比較的オープンだった堀江のスケジュールは突然公表されなくなったという。 ジャーナリストの須田慎一郎は沖縄での現地調査から、野口は誰かに脅されるかたちで自殺したのではないかと結論づけている。 2006年1月18日死去(享年38) <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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