ヴィーヴルのブログ

2008年09月18日(木)
【レーシングカート・・・】
レーシングカート・・・

レーシングカートをやりたい・・・息子がそう言い出したのは、3年前・・・。

カート・・・?

ゴーカート・・・?

遊園地・・・?


その程度の知識しかない私には、それがどんなに、色々な意味で大変なスポーツなのかは、わかりませんでした。

多くのF1ドライバーが登竜門としてくぐるレーシングカート・・・

あのセナもシューマッハも、カート出身だと聞かされびっくりしました・・・



小学校低学年から始める場合が多いカートを、彼らと肩を並べて走るのには相当な覚悟と、努力があったはず・・・・・


本格的に始めた2年前、練習に練習を重ね、明けても暮れてもカート一色でした・・・

ほとんど毎週、各地のサーキットへ出向き練習し、駐車場で車の中で寝て、翌日も練習・・・

どんなに練習を積んでも、レース経験が少ない息子は、本番で実力を発揮出来ず、何度も悔し涙を流した1年目でした・・・・・・



子供一人では出来ないこのスポーツは、父親(メカニック)と、息子(ドライバー)の歯車がきっちり合って初めて、結果が出せるものでもあります。


レース中限界に挑んでいる息子の姿を、コース脇から熱い眼差しを向ける父親・・・



100%メカニックの父を信じて、全力で走る息子と、祈りにも似た気持ちで見守る父・・・



そこには母の私が入り込む隙間がない・・・・と言った雰囲気でした。

私にできたことは、筋肉疲労と緊張感を和らげるためのアロママッサージくらいでした。



ボロボロになりながらも頑張り続けた甲斐あって、昨年は全道チャンピオンのタイトルを取り、10月静岡での全国大会への出場を果たしたのでした。


そして彼は、キッパリ引退を両親の私達へ宣言したのです。


たった2年間ではありましたが、カートを通して父子の絆は、強いものになったはず・・・

そして沢山の事を学んだ事と思います。




引退を宣言してから1年が過ぎた、先日の日曜日、“全道選手権最終戦”が幕別アケノサーキットで開催されました。


1年ぶりに参戦しよう♪と言うことになり、久しぶりにサーキットへ出向いたのでした。


昨年までは、タイトルの事が目の前にあり、観戦している私でさえも心から楽しむことが出来ませんでしたが、今回は肩の力を抜いて応援ができました♪


結果は2位・・・


表彰台へ上がった彼の笑顔は、去年とは違った笑顔があった気がします。


私達家族にとって、沢山の夢と希望と、気づきを与えてくれた‘アケノサーキット’は今回のレースを持って閉鎖されることとなりました。


親子3人、サーキットと、サーキットの神様に「ありがとう・・・」を言って帰ってきました。


清々しい秋晴れの1日でした(*^_^*)








09:31
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