2008年10月10日(金)
【塗香・・・】
以前にもブログに書きましたが、私は仏具屋さんに行くのが好きです♪
高級お線香の香りが、たまらなく癒されるから・・・・・（*^_^*）
先日、お供え物のお線香を買いに行った時、
沈香…伽羅…などの高級なお線香の近くに、見慣れない、５㎝ほどの正方形の箱が一緒に並んでいました。
箱には、
‘黒檀 塗香入’ と書いてあります。
塗香・・・・トコウ？ ヌルカオリ？ 何て読むんだろう・・・・・。
恐る恐る、箱を開けると、薄紙に包まれたそれがありました・・・・。
木で出来た、目薬のような形・・・
紫の紐が付いて、高級そう・・・
小さな説明書きには、「大きい蓋を開けて、塗香を入れて下さい」とある。
どうやら、【塗香】・・・・ずこう・・・と読むらしい。そして、その粉を入れて使うものらしい・・・・。
お店の方に伺うと・・・
御坊さんしか買われないと言いい、詳しくはわからない様子だが、御坊さんは、この粉をつけるらしい・・・
と言うことでした。
何だか、とてもとても、お宝を発見したようにワクワクして、即購入しました（*^_^*）
塗香（ずこう）・・・・・・・
仏像や修行者の体に香りを塗って、けがれを除くために用いられる。
と言うものでした！！！！
やはり、日本にも古くから、香り（Aroma）の歴史はあるんですね♪
ｱﾛﾏの学習をし始めた時、歴史の学習の所で、
古代人は、もともと神への捧げものとして、香りを使っていたと言うこと・・・・・。
またエジプトのミイラ作りでも沢山の香料が使われ、
「ラーの神の裁きの前に、香料をもって薫浄された肉体をここに収め奉る・・・」と言う言葉が出てきました。
人は、神様の前に行くためには、香料で体を清めなればいけなかった・・・・
昔、昔・・・・香料はそのように使われていたようです。
そして、日本でも同じように使われていたんですね。
【塗香】・・・・・・バニラと龍角散を混ぜたような…不思議な香りです。
益々、アロマが好きなっていくこの頃・・・♪
11:57
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